おしゃれ団子は二度来る

今日、帰宅途中に思い出したことがあったんです。
あれは・・・普段は思い出しもしないケド、忘れはしない前職*1で毎日毎日土日も関係なく終電まで働いた超スーパー厳しい案件の打ち上げ帰りのことでした。
帰る方向が同じで仲がいい先輩と一緒に山手線の終電に乗ったのですが、終電という事もあり滅茶苦茶込んでたんです。
乗った駅から2〜3駅進んだ駅だったと思いますが人がドドォー!っと降りて、ドドドドォー!っと乗ってきました。
開いているドアの反対のドアに車内向きに立っていた僕達に向かって一人の女の子*2が人々に押されてなだれ込んできました。
後頭部あたりで髪を1つに束ねていて僕の顎くらいの身長のその女の子は僕の前でクルっと回転し背を向けるとその直後に電車は満員状態になりました。
ちょっと苦しかったですが、あやしい所に触れていたりする事もなく、誰もが全く身動きを取れない状態でした。
でも、一つだけ・・・いや、僕だけ苦しい状態に陥っていたのです。それは・・・・・
女の子の頭に僕の顎が乗りそうなくらい接近している状態で彼女の丸く束ねた髪・・・つまりおしゃれ団子が僕の喉元に触れていたんです!!!
そりゃぁもう!くすぐってぇったら!!
「やべえっす!くすぐってぇっす!!!」と先輩に目で訴えたところ、先輩は「それはつらいよなぁwww」とでっかい声で言ったんです。
車中のみんなは「何事?」と一斉に僕と彼女を見ました。でも、それが更なる悲劇を生んだんです。
みんなに見られて恥かしかったのか、彼女は俯いてしまったのです。
彼女が俯く替わりにおしゃれ団子は上にあがってきます。
顎を突き上げおしゃれ団子を少しでもよけようとする僕、僕が滑稽でかまわず大爆笑の先輩やクスクス笑っている人々、恥かしくて恥かしくてどんどん俯く彼女。
この悪循環の中、僕は段々と苛立ってきて「横向いてください!おしゃれ団子が辛いです」と言っちゃいました。
先輩が「おしゃれ団子ってなんだよ!」とフォローしてくれて駅を降りたわけです。


そして、今日。
丸く束ねた髪からポワンポワンと逆毛が立っているおしゃれ団子が僕に突っ込んできたんです。
まぁ、言っても僕も2度目なんで軽く交わしましたが、「おしゃれ団子は二度来る」ですから!


みなさんもお気をつけくださいwww
 

*1:かれこれ7年くらい前の話になりますかね

*2:すごく真面目そうな大学生っぽい感じでした