伝えるべきは人の道

先日、次女のNew SUPER MARIO BROS.をやらしてもらっていたら、長女が「敵にあたっちゃうとマリオマークの数字が減って、数字がゼロになるとゲームできなくなっちゃうんだよ」と教えてくれました・・・。
その口ぶりから"一機死亡"等々の考え方は全く無いことを肌で感じ、つまりそれは"死"という事に対して無感覚なだけでなく、自他を問わず命という事に対して無感覚なんだと思えました・・・。
確かに教わった覚えも教えた覚えもありませんが、とにかく凄くショックで恐怖が背筋を走りました。


ゲームの話とはいえ、娘達には「敵にあたるとマリオが死ぬ」事を説明し、そこから死というものについて少し話し合いました。


巷では犯罪の原因の一つにゲーム感覚(バーチャルとリアルの区別が欠如!?)等々が出てくると思いますが、今回の件でゲーム感覚の前に何か大事な事を伝えきれていない親達が相当多くなってきているんじゃないか?と反省しました。
また、そんな感覚のまま育ってしまった人々が親となって子供を育てている時代なので、さらに家族間での悲惨な事件等々が多発している気がしてなりません。
PTA、近所付き合い等々の話し合いでは必ず「昔は〜」という意見に「そんな事言ったって、今は〜」等々の論議がでてきますが、昔どおりの行動に全てを戻す必要は無いにせよ、親自体が好き勝手に今を生きている事が命の重さを感じれない未来の主役を作っている事をよくよく考えた方がいいと感じました。